お店の経営者ならだれでも考えること、それはお客様がたくさん来てほしい!


 当然です。そのために良い商品をお求めやすい環境で提供しているわけですし、毎日の努力を欠さずされているわけです。それに、そもそもお客様がたくさん来ていただけるためにできることは全てしている事と思います。

 しかし、ホームページの制作やSNSの更新などインターネットを使った集客も、今やあたりまえのようにどこも行っています。商品には自信があるけども、どうやったらもっと商品サービスの価値を多くの方に伝えることができるだろうか。そのような悩みを非常に多く聞きます。

 とはいえ、当社はコンサルタント会社ではありません。なので、そのような悩みを解決するほどのアドバイスをすることができません。しかし、ある事例をきっかけに当社の技術を集客に活かせるのではないかと気がつきました。

 当社の技術とは、庭園スペースをデザインすることです。そして、ある事例とは、とあるお店の出店の際に造らせていただいた中庭スペースの庭園です。

 その事例を今回は紹介します。そして、店舗植栽が何故、集客を左右するほどの影響力があるのかについても説明します。

 もし、お店の集客力を高めたいなら、もし、お店のブランディングをしたいなら、もし、リピーターを増やしたいなら、間違いなく朗報です。是非最後まで読み進んでいただくことをお勧めします。

Marketing 店舗植栽  Garden Space Designer 竹田和彦


                





お店で販売する商品/サービスは、世の中の全ての人に喜ばれるものを作るならば、逆に全ての人に中途半端と感じるものを作ることになるため、誰に売るか、いわゆるターゲット客を決めて、そのターゲット客の喜びを最大化する商品/サービスを提供することが成功の秘訣であることは御承知の通りです。

 そのために、お店では商品/サービスのみならず、お店の雰囲気やスタッフの対応や制服など様々な要素をターゲット客の喜びに繋がるように磨いているわけですよね。この様々な要素を例えばマーケティング要素群と呼ぶとしましょう。

 つまり、ライバルとの競争は、商品/サービスを含めたマーケティング要素群全体の総力で決まるといえるわけです。

 以上は、日ごろお店を経営されている皆様からすれば当然のことで、特別な内容は全くありません。しかし、マーケティング要素群の1つである外構部分についてみてみると、意外に疎かにされていることが多いのです。弊社は毎日庭園の仕事をしている関係上、どこに行っても外構に目がいってしまうのもので、非常にそう感じるのです。正直、大小関わらず庭園空間を整備しているお店はまだ少ない。さらに、その庭園空間をマーケティング要素群としてブランディングの武器としているところは、ほとんどないといっても過言ではありません。

そこで、マーケティング要素群の中に、店舗植栽を適正に取り入れれば、ターゲット客へのブランディングを高めて、集客に大きく影響を与えるというわけです。競合他社がまだ気づいていないだけに、今ならこの効果はとても大きくなることが予想できますね。

 ここで、店舗植栽を適正に取り入れれば!と書きました。適正に、とは意味深な言い方をして申し訳ありません。ここで意味する適正とは、他のマーケティング要素群と相乗効果が最大化できるデザインということです。

 それではここからは、適正なデザインの事例として、実際の施工事例をもとにご説明しましょう。







 今回の事例は、島根県出雲市にある出雲大社の門前通りに並ぶ路面店に、新しく出店された「おつまみ研究所」様です。

 このお店は、お隣の松江市にある松江城の近くに最初のお店があり、今回2店舗目となります。

 ここで、出店のテーマとコンセプトをヒヤリングした結果、最初のお店のイメージを大切にした上で、立地を活かしたお店にする方向性でデザインすることとなります。

松江城の近くにある1号店「おつまみ研究所松江殿町ラボ

 ヒヤリングにてお店の理想とするマーケティング要素群の立ち位置をまずは定めていきます。

 立ち位置とは「店舗デザインマトリックス」のことです。このマトリクスは、2つの主なデザイン項目を指標としたマトリックスで、ターゲット客に向けてすべてのマーケティング要素群を同じ方向にデザインする重要かつ見てすぐにわかるようにした特殊な図です。

 2つの主なデザイン項目について詳しく説明します。

①縦軸、デザインイメージが落ち着き安定的であり、高級感の漂う大人向きである方向性を「アダルト」。逆に活発的で明るく、躍動感のある若人向きである方向性を「ヤング」。あくまでも年齢ではなく、デザインイメージとして捉えます。

②横軸、日本人がこれまで定番としていたフォーマルなデザインの方向性を「保守」。型破りで斬新かつ奇抜なデザインの方向性を「革新」。程度は業界によります。



今回、店舗植栽をデザインする「おつまみ研究所大社門前ラボ(以下、大社門前ラボ)」は、「おつまみ研究所松江殿町ラボ(以下、松江殿町ラボ)」と同じ方向性で計画しますので、店舗デザインマトリックスでは、アダルト且つ革新のポジションとなります。

 さらに、大社門前ラボの代表的なターゲット客への訴求ポイントをデザインに反映させます。

【コンセプト&デザイン特徴】

【イメージパース&ストーリー説明】  

【店舗植栽 Before & After】

【Before 】解体時の状況



【 After】晴天時夕方


【 After】雨天時夜



【 After】晴天時昼室内より



おつまみ研究所 代表取締役土江拓也様に直接今回の店舗植栽についてインタビューしました。

Marketing店舗植栽
代表取締役竹田和彦

おつまみ研究所
代表取締役土江拓也

  

竹田:以下タ】土江社長いつもお邪魔するたびににぎわっていて何よりです。

土江:以下ツ】おかげ様で沢山の方にお出かけ頂いてます。連休は特に混みますので、ありがたい限りです。

タ】土江社長、今日は店舗植栽として庭園スペースを当社で手掛けさせていただきましたことについて、いくつかお伺いしたいので、よろしくお願い致します。

ツ】どうぞなんでも聞いてください。

タ】有難うございます。まずは、お店で何を販売されているか教えて下さい。

ツ】はい。「おつまみ研究所大社門前ラボ」は、120種のおつまみを販売しています。また、おつまみを地酒と楽しめる試飲カウンタースペースもありますので、気になるおつまみを試しに食することもできます。このお酒もこだわっているので、是非試していただきたいですね。

タ】先日は呑みすぎました(笑)

ツ】それも歓迎しますよ。そして、日本ぜんざい学会壱号店として出来立てぜんざいを召し上がっていただけます。ぜんざい発祥の地出雲のオリジナルぜんざいとして非常にご好評いただいてます。

タ】こちらのぜんざいの整った小豆の味は過去に類がないですね。感動しました!
ところで、土江社長、今回店舗植栽に至ったいきさつを教えていただけますか?

ツ】本題に移りましたね。当社は松江市に最初の1店目「おつまみ研究所松江殿町ラボ」を出店しています。なので、今回2店舗目の出店ということになります。殿町ラボは城下町の風情が漂う建物を活かしてお店作りをしていますが、目の前が松江城ということもあり、店の雰囲気はとても大事なんですよ。商品パッケージに陳列方法、店員の制服など、やはり、店の空間に購買意欲は高まるということをとても感じたんですね。そういう経験から、門前ラボも店舗空間イメージにこだわろうと最初から決めていたんです。特に、ここは出雲大社門前という歴史ある素晴らしい立地ですから、商品と立地の両方の特色を最大限活かせるお店づくりがしたかったんですよ。

タ】庭空間の提案はいかがでしたか?

ツ】ターゲット顧客や商品コンセプトなどを細かくヒヤリングしていただき、実際に出てきた提案にビックリしました。この物件のオーナーが大切にしていた石もうまく活かしてあって、もうすぐに即決しましたね。庭園空間にこれだけのストーリー性があって、店のイメージ通りでしたし、早く実現したいと思いました。

タ】有難うございます。実際に造られていかがでしたか?

ツ】お陰様でオープンから多くのお客様に恵まれていますが、庭スペースが見えるソファー席が圧倒的一番人気ですよ。店の奥にあるオープンスペースなので、店全体が明るくなりましたし、暖かくなったら庭園空間での商品提供も考えてます。松江のラボには庭園スペースがないので、庭園で店全体のイメージがこんなにも変わるものかとスタッフ一同驚いてますよ。

タ】そう言っていだいて本当に良かったです。最後に一言お願いします。

ツ】今言えるのは、お店のイメージは商品と顧客を繋ぐ大切なものですが、お庭空間をつくることで、この繋がりを強くできることを実感しました。もうこれはぜひお勧めですね。やはり、出店は夢をかけた大きな投資ですから、失敗はしたくないし、何よりも後悔したくないものです。良い決断をしたと思っていますよ。

タ】土江社長、本日にお忙しい中誠にありがとうございました



Marketing店舗植栽は、店舗植栽専門ブランドですが、他にもブランドを持つTakezo Groupの一ブランドです。Takezo Groupのブランドは全てお庭に関する専門ブランドなのですが、それぞれに専門特化した技術に支えられています。また、年間に多くのデザインを創り出しています。

 特に外構・エクステリア専門ブランド「Takezo・ファーム」には年間350件以上の一般住宅庭園のご相談があり、数名のデザイナーと専用CADオペレーターが多くのデザインを描いています。このような環境下において、様々なご家族の嗜好や和洋問わず多くのジャンルのデザインを手掛けたことで、一定の傾向があることが分かりました。

 その傾向とは、好みや考え方の違いで気に入るデザインも変わってくるが、好みや考え方が近ければ、同じようなデザインを気に入るという傾向です。分かりやすい例で言うと、年齢が高くなると次第に派手な色ではなく淡い色を気に入る傾向にあるとか、男性は青色、女性はピンク色を好む傾向にあるとかです。

最近は嗜好が多様化してるので、性別や年齢だけという単純な傾向でありませんが、例えとしてはお分かりいただけたと思います。そこで、人のデザイン的な好みを2つの基準をもとに明確化した「店舗デザインマトリックス」により、特定の好みの方に気に入られる庭園空間、つまり、ターゲット客に気に入られる店舗植栽空間をデザインできたわけです。










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