こんにちは!ガーデンルームで毎日快適に仕事している岡田です。具体的にはお庭をデザインするお仕事、ガーデンプランナーをしています。 毎日お庭のデザインをしながらお客様との会話を通して、暮らしの環境を研究しています 。
庭という場所はそもそも、より豊かな暮らしを実現するための環境です。最近では5thROOM(フィフスルーム)といって 1.リビング 2.ダイニング 3.キッチン 4.ベッドルーム、そして5番目の部屋がお庭という考え方も聞くようになりました。つまり、暮らしとは、家と庭のそれぞれが持つ、いいところを上手に重ね合わせた幸せな空間だということなのですね。
室内から延長することで、自然を感じながらくつろぐことのできるもうひとつの部屋。それは部屋から部屋へ移動するように、庭に出てここちよいひと時を感じることができる場所。
暮らしの環境を大きく左右するお庭の最先端商品が”ガーデンルーム”なのです。
しかし、最先端ゆえに『見たことはあるけど、詳しいことはよくわからない~』という方が非常に多い商品でもあります。実際に『ガーデンルームって何がいいの?』『どこで買ったらいいの?』という問い合わせを多くいただいています。
そこで、この記事では、ガーデンルームの魅力と気をつけなければならない要点をお伝えしようと思います。
―目次―
①ガーデンルームが暮らしを変える10個の魅力
②ガーデンルームを購入する際に最低限知っておきたい9つのこと
③ガーデンルーム事例のご紹介
④これから広がるガーデンルームでの未来生活
イメージ写真
ガーデンルームはかつて『サンルーム』と呼ばれていた商品の進化版です。ルームということは当然部屋になっているわけです。つまり、天井があり、4方向が囲まれている状態です。
囲まれてはいるのですが、透明な材質で囲んでいるので、屋根も合わせて非常に解放感が感じられます。家屋は強度上どうしても壁の面積が多くなっています。ですので、全面透明の家はまず無理でしょう。
だからこそ、ガーデンルームは家屋と比べると圧倒的に開放的なわけです。見晴らしのよさや太陽の明るさを感じるとワクワクしてきます。それを感じられるガーデンルームは心まで解放感に満ち溢れてきますね。この解放感は一見の価値ありですよ。
Takezo・ファーム展示場
元々サンルームは、過ごすための部屋という意味合いよりも、園芸などの趣味の場としての活用が主である為、きめ細かな機能はついていませんでした。
しかし、進化した最新ガーデンルームには、活用の仕方に応じた機能が満載です。例えば、留守中にも風を通したい場合を想定して窓の上にランマ窓をつけられますので、常に安全に風通しできる機能もついています。
また、夏場のために網戸も取りつけることもできます。カーテンレールに照明。厳しい直射日光に対しては日除け用のシェードもあります。フルオープンするための折り戸もあれば、限られたスペースでの開け閉めに引き戸タイプもあるのです。
とにかく沢山の細部機能が揃っているので、目的である快適な暮らしを叶えることができるのです。
Takezo・ファーム施工例
部屋を増築するとなると、あれこれ計画から始まり工事開始から完成まで、どんなに短くても、最低2カ月はかかります。
その点ガーデンルームは驚くなかれ、平均1週間程度で完成します。内訳は基礎が2~3日、設置が3日程度でしょう。
多少天候に戸惑っても2週間あれば十分でしょう。とにかく早いのです。なぜならば、切り貼りがほとんどないからです。
最初から決められた規格の材料を搬入するので、現場での作業を最小限にしているのです。さらに、木材は使用せず、アルミニウムという軽くて強い高性能材料を使用してます。
だから、限られた場所で効率的に短時間で完成できるわけですね。工期が短いとお住いへの負担を最小限にできますし、防犯上や安全上の心配も少なくて済みます。
ガーデンルームと聞くと、高額なイメージがどうしてもしますよね。それは、カーポートやフェンスなどと比べると面積のわりに高額と思いがちですが、増築する場合と比較すると、実は非常に安価なのです。
例えば、一般的なガーデンルームが3坪程度の大きさであれば100万円前後から作れます。坪単価で考えると30万円前後となります。増築の場合だと、坪単価30万円前後から建築が可能かどうかというと非常に困難だと言わざるを得ません。
一度建築経験のある方であればよくお分かりいただけるのではないでしょうか。つまり、ガーデンルームは低価格で作れるお部屋なのです。
Takezo・ファーム施工例
ガーデンルームが出始めた10年くらい前には、デザインもカラーも大きさについても選択肢が限られていましたが、現在は非常に豊富となりました。
何よりも、多くのメーカーが特徴的なガーデンルーム商品を次々に発表するようになったのです。その結果、多くのバラエティー豊富な商品群となりました。
合わせて、オプションも多彩となり、さらに、ガーデンルーム内で使うための家具、ファニチャーも選択肢が増えています。理想の暮らしに合わせた自分のためのガーデンルームが実現できるようになったわけですね。
Takezo・ファーム施工例
ガーデンルームの話をすると、ガーデンルーム内の快適さを話題にすることが多いのですが、実は、ガーデンルームが取り付けられている室内の快適性も格段に向上しているのです。
それは、ガーデンルームが外と室内の部屋の窓との間に取り付けられるという性質からきています。外気は窓を通じて室内へ作用しますよね。ガーデンルームが外気との間のクッションとなってくれるのです。だから、夏場の厳しい暑さも、室内に直接入ってこないのです。さらに、直射日光がガーデンルームのシェードで妨げたりカーテンで妨げるので、部屋の環境へ左右しにくいのです。寒い冬場も同様に、冷たい外気で窓が凍てつくことを防いでくれます。そうなると温度差で発生する結露もほとんど現れなくなってきますね。
このように、ガーデンルームは現在の室内まで快適にしてくれるのです。
ガーデンルームを取り付けられた方に非常に多い感想は、『生活が変わった~!』というお声です。生活が変わるといっても、もちろんそんな大げさな意味ではありません。単に、いつもいる場所が変わったというだけのことです。例えば朝を過ごす場所がリビングからガーデンルームに変わったり、お友達を招く場所が応接部屋からガーデンルームに変わったりと、その程度の話です。
話はその程度なんですが、住んでいるご家族からすると、とっても大きな変化なのです。それは、いる場所が変わるとすべてが変わるからです。つまり、場所が変われば見えるものが違うし、聞こえる音が違います。すると、感じる気分が違うし、味も変わる。さらには、話す内容も変わってくる、時間の間隔も変わってくる。例えてみるならば、同じ料理でも、いつもの自宅のリビングで食べるのと、たまにしか行けないお洒落なレストランで食べるでは全く違って感じますよね。そのような感覚で、生活が変わると感じるわけです。
イメージ写真
ガーデンルームはその特性ゆえに、いつも外から見える状態となります。そして、いつでも訪問者を招き入れる場所としても活躍します。そうなると常に綺麗な状態に保たれる場所になるわけです。もちろん掃除上手な方はすべてのお部屋が常に綺麗に保たれているのでしょうが、なかなか忙しい中で常に綺麗に保つのは難しいものです。
しかし、ガーデンルームはすべての方が綺麗な状態を保たれています。それは、ガーデンルームの場所としての性質に関係しています。
つまり、部屋は日常生活に使う場所ですが、ガーデンルームは日常生活の場所とは異なります。どちらかというと特別に利用する場所として設置されます。
よって、部屋のように汚れることが少ないのです。日本建築家屋には和室が常設されていますが、その和室も同じような理由から綺麗に保たれていますね。そのようなイメージで常に綺麗なままで保たれる場所なのです。
Takezo・ファーム施工例
ガーデンルームは家屋の中とお庭との間に設置されます。つまり、部屋と外との橋渡しの場所です。ガーデンルームを設置された方の多くは、庭に出る機会が多くなったといわれます。そして、庭も綺麗にするようになり、庭での楽しみが増えたんだよ。このように感じる方が非常に多いようです。
それは何故でしょうか。一見にしかずなのですが、簡単にいえば、ガーデンルームにいると、外に出たくなるからです。不思議ですね。部屋の窓からは外へは出にくいのですが、ガーデンルームだと裸足でも飛び出したくなるのです。
理由としては、最初に説明した解放感で心がワクワクするということも大きいと思いますが、物理的に出やすくなるというのが一番の理由です。
部屋の中と外とは50㎝程度の段差があります。家によってはもっと段差が大きなところもあります。階段一段の段差が15㎝程度ですから、50㎝もの段差があると心理的に外に出にくくなりますね。いざ、今日はBBQだ!といっても、この段差だと家族の反対にあう可能性が高くなる事でしょう。
ガーデンルームの場合は階段をつけて庭へ行き来しやすくしてあります。だから、物理的にも心理的にも外へつながるわけですね。
Takezo・ファーム施工例
ガーデンルームは部屋と繋がることでの利点が非常に多くありますが、同時に外構としての役割も果たします。つまり、家の外から見て、とってもお洒落にできているのです。これに対してサンルームは正直お洒落を目的としていなかったため、あまり目立つところにつけることはありませんでした。
しかし、進化したガーデンルームは例え玄関横にあっても全く問題のないデザインとなっています。問題ないどころか、あった方がお洒落で家の価値が上がる存在にまで昇華しているのです。『あそこにガラス張りのすごいお洒落な家があるけど、誰が住んでるんだろう~』そういわれて見てみるとガラス張りの家ではなく、ガーデンルームを設置したお家だったのです。
このようにガーデンルームは暮らしだけでなく見た目もグレードアップするのです。
上述にて、ガーデンルームについての魅力をお伝えしてきましたが、ここでは、ガーデンルームをこれまで沢山設置してきた経験から、本当に気を付けならければならないことをお伝えします。
こんなに魅力を論じてきたのに、いきなり気をつけろよとはどういうことだとお叱りを受けるかもしれません…しかし、ガーデンルームはエクステリア商品の中では高額商品です。さらに、現場で加工して何とかなるようなものとは違い、失敗が許されない一発勝負の商品でもあるのです。
つまり、いつもよりも余計に時間をかけて事前の検討を必要とする商品であるのです。その上、最先端商品であるがゆえに、ガーデンルームについては、一般の方の知識が追いついていないだけでなく、業者の知識も追いてついていない状況の場合もあります。
そこで、ここでは、ガーデンルームを購入する際の注意事項だけでなく、業者を選ぶ際の注意事項も合わせて主なものを9つに絞ってお伝えします。
ガーデンルームは、実は付ける場所を選びます。それは、物理的に設置可能かどうかという意味は別にして、設置ができても後々問題が起きる可能性が高くなるという意味です。
それは、家の構造と関係しています。ガーデンルームが出始めたころは、経験不足で分かりませんでしたが、多くの事例を検証するに従って、家の構造により非常に高い可能性で起きる問題が分かってきました。ここでは、代表的なものをお伝えしましょう。
まず、屋根の構造です。現在の屋根の形は様々ですが、冬期に雪が積もった場合、どこに雪が落ちる構造になっているのかが焦点です。なぜならば、もし、ガーデンルームを雪が落ちる場所に設置した場合、落雪により破損する可能性が高いからです。つまり、しんしんと積る雪に対してはある程度の強度はありますが、高いところから落ちてくる塊の雪に対しては対抗できないのです。
ガーデンルームは天井も透明な素材でできています。ガラスだと割れた時に危ないので、割れにくいポリカーボネートというプラスチックの一種で作られています。このポリカーボネートは、上から落ちてくる重い衝撃に対しては非常に弱いのです。これはカーポートやストックヤードでも同様です。
よって、落雪の可能性がある場所、特に高いところからの落雪は避けなければなりません。ただし、雪留めなどの落雪防止処置をして、完全に落雪を避けることができるのであれば設置可能となります。
次に、軒の有無です。軒とは、外壁や窓、玄関などよりも外側に出っ張って突き出ている部分のことを言います。雨宿りする屋根の下ですね。ガーデンルームは軒が無ければ厄介です。
なぜならば、ガーデンルームは家の外側に後付けする商品だからです。つまり、外壁に外からくっつけているので、防水は弱いのです。具体的には柱と家の外壁とを極力くっつけて、隙間にシーリングというゴムを流し込みます。
しかし、水は目には見えない僅かな隙間でも入っていきます。この防水方法には限界があるのです。軒がある家は外壁が濡れにくく、外壁が濡れなければ雨水が入る可能性が下がります。ですが、軒が無ければ小雨でも外壁は濡れます。外壁が濡れれば濡れるほど雨水がガーデンルームに侵入する可能性は高くなるのです。
同時に、外壁の素材にも関係します。ツルツルした凹凸の少ない素材はシーリングのゴムが隙間無くつきやすく、防水効果が高くなります。しかし、吹付のようにザラザラしていたり、岩のように凹凸の激しい外壁だと細かな隙間ができやすく水の侵入を許しやすくなるのです。
最後に、地盤沈下です。これは家の構造というより地盤の構造ですね。建物は各部屋が一体化するようにできていますが、ガーデンルームは後から外壁に取り付けるので、あくまで家と一体化はしていません。よって、家の周りの土地が毎年のように沈下すると、ガーデンルームの地盤が下がっていき、建物と離れてしまいます。もちろんガーデンルームの下には基礎があり、コンクリートを打設するのが通常です。
しかし、もっと地中深くで沈下した場合、家の基礎の下には沈下に備えて柱が埋め込まれているので大丈夫ですが、ガーデンルームにはそのような柱はありませんので、どうしても建物とは離れてしまいます。特に新しい造成地に建てた新築住宅は沈下の可能性が高くなります。よって、ある程度沈下が落ち着いた住宅での設置が望ましいということになります。
ガーデンルームを設置する会社を選ぶ際にも注意が必要です。多くの方はガーデンルームを設置する際に相談するお店は外構エクステリアの専門会社だと思います。もちろん、それは間違っていません。
しかし、外構エクステリアの専門会社であればいいと一括りにしてはいけません。正直言って、フェンスや庭木を植える際の話だとここまでお伝えしません。なぜならば、まるで業界のことを暴露しているように取られたら嫌だからです。しかし、事はガーデンルームです。外構エクステリア業界最先端商品でありながら、最上級商品です。業者の選択ミスによる損失はあまりに大きいことを考えると、今回に限ってはお伝えしておかなければならないと判断しました。
簡単に言うと、ガーデンルーム購入の際に選ぶべき業者は以下の判断基準を満たしているお店にすることを強くお勧めいたします。
a.建設業許可を取っている
建設業許可とは、国土交通省が建設業に携わる業者を審査して、この業者なら間違いないとお墨付きを与えた業者に出す許可のことです。
ある程度の規模の工事になるとこの建設業許可を持っていなければ違法となり厳しく罰せられます。ガーデンルームの工事は軽微な工事ではなく、建設業許可がない業者が行ってならない規模の工事である可能性が高い規模になることも多くあります。いずれも、ガーデンルームの工事に関しては、最低条件として建設業許可の有無はクリアしておくべきです。
建設業許可証例
b.独自の保証書を発行している
ガーデンルームはその構造の複雑さ及び高い強度の必要性から、アフターフォローは欠かせません。そういう観点から、他のエクステリア商品に増して、メーカーの保証はもちろんのこと、設置する業者の保証も必須です。独自の保証体制をしっかりと書類として発行している業者を選択することをお勧めします。
c.任意の工事及び労災保険に加入している
正直、建設の工事はどれだけ細心の注意を払っていても、いつも完璧にいくわけではありません。場合によっては、既存の建物に損失を及ぼすかもしれません。もしかしたら工事中に事故が発生するかもしれません。やはり、万一発生した場合のことまで事前に安心できる説明が必要になります。
その一つとして、保険があります。保険には物の破損に対してと労働災害に対しての二つがあります。その両方に対して任意の十分な保険に加入している必要があります。そういった万一にきちんと備えている業者を選択することをお勧めいたします。
ガーデンルームは建物に付属しますが、あくまでも、お庭の一部としてエクステリアの分野になります。さらに、ガーデンルームは取り付けて終わりではなく、その周りのお庭とのつながりをどうするかという、次の重要な計画につなげていく必要がありす。つまり、庭の構造や動線や視点や使い方もガーデンルーム設置には重要な要素となるのです。そういう意味で、ガーデンルームの業者選定には、庭園の構造に詳しい業者から選ばれることをお勧めします。
ガーデンルームはいくらカタログを見ても本当のところは何一つ分かりません。それは、見たことのない車をカタログで選ぶようなものです。それは、ガーデンルームも車も実際に使うものであって、眺める装飾品ではないからです。
だからこそ、当然実物の展示場に行くべきです。そして、実物をみて体験するべきです。例えば、雨が降るとガーデンルームは雨音がしますが、建物の屋根とは全く違う音です。この音はカタログをどれだけ見ても分かりません。しかし、展示場であれば体験できます。夏の温度もしかりです。
それにそもそも展示すらしていない場所で納得いく説明が受けれるとは思いません。見ることができないならメーカーのホームページで十分じゃありませんか?
Takezo・ファーム展示場
Takezo・ファーム展示場
初めてガーデンルームを取り扱ったのはずいぶん前になりますが、当店の展示場への取り付けでした。正直試行錯誤でした。
当時市内で初めてのガーデンルーム展示ということもあってまだ珍しかったですね。その後現在まで、沢山のガーデンルームや、その他のテラスや囲い商品を取り扱うことで、様々な事例での様々な注意点を体験的に学ぶことができました。
お陰様で多くのメーカーを取り扱わせていただきましたので、メーカー別の特徴も理解できました。それも、多くの施工実績のお陰であり、何よりもお客様に恵まれた賜物です。
2008年RIKパースコンテスト優秀作品入賞[Takezo・ファーム]
ガーデンルームは床をデッキやタイルなどいくつかのパターンがあり、また、それぞれに色の選択が可能です。さらに、外に柵を作ったり、階段を作ったりと意外と沢山の決めることがあります。こういう小さな点を決める場合に陥りやすいのが、全体のイメージが分からなくなる現象です。
専門的にいうと、部分最適に気が行き過ぎて、全体最適を見失う現象です。そうなると出来上がった時に『あれっ…こんなんだったっけ?』という状態になってしまいます。この現象を防ぐ方法として3Dキャドによるイメージパース図の作成があります。今では3Dキャドやパース図という専門用語も知っているという方が増えてきましたが、3Dキャドとは正確に図面を書く道具(ソフト)で、パース図とは立体的に描いた図のことです。
つまり、パース図を作成することで、全体イメージが分からなくなることを防ぐと同時に、ご家族と業者とが同じイメージを共有するメリットがあるのです。今ではガーデンルームに限らず、パース図作成は必須となってきました。それだけ完成イメージは購入の要因として重要な割合を占めるようになっているのですね。
イメージ写真
ガーデンルームは家でいえば箱であり、実際に活用するには家具や設備を入れなければなりません。つまり、ガーデンルームを取り付けるということは、同時にファニチャーやBBQコンロなどの設備が必要になるということです。なので、ガーデンルームの取り付けのみしている業者よりも、ファニチャーやグリルなど周辺の道具や設備も取り揃えている店がよいでしょう。さらに欲をいえば、そのすべてが展示してあり、触ってみることができると最高ですね。
イメージ写真
顧客満足度は非常に大きな指標です。まずもって、顧客満足度を計測していない業者は問題です。なぜならば顧客満足度に関心がないからです。顧客満足度を毎年正確な方法で計測することは企業として良いサービスを提供するための必須要素です。特にガーデンルームは顧客満足度を非常に反映する商品です。それは、エクステリア商品の中でも数少ない素足で使う商品だからです。
ガーデンルームはその性質上デメリットも存在します。これは、施工上どうしても起きてしまうことなので、予め理解しておかなければいけません。例えば、雨漏りです。
ガーデンルームのみならず、ストックヤードなどの囲い商品には全ていえることですが、雨漏りを完全にゼロにすることは出来ないのです。ここが家の部屋とは大きく違います。家の部屋で雨漏りしたら大問題ですよね。ガーデンルームは風の方向によっては雨が漏るのです。上述した外壁の構造や軒の構造によって雨漏りの度合いは違いますが、最小限にできても完全のゼロにはできないという大前提があるのです。雨漏りの多くは壁に伝って漏るので、壁際には濡れてはいけないものを置かないよう注意しなければなりません。絵画などの設置は初めから止めておいた方がいいですね。
また、ガーデンルームは夏に高温になります。展示場では温度計を設置して実際に目でみて分かるようにしていますが、南向きに設置した場合はかなり高温になります。中にはエアコンを設置される場合もありますが、かなり効き目が悪いことは理解しておかなければなりません。
イメージ写真
そのほか、天井や雨どいの掃除が必要なことや雪下ろしの必要性など注意しなければならないデメリットがあります。こういったことは実際に持ってみるとわかるのですが、買う前には分かりようがありませんね。だからこそ、予め説明を受けて、分かったうえで購入するかどうかの判断が必要になります。
もちろん、沢山の方が購入されているので、メリットの方が多いわけですが、完璧なものではないことはお伝えしておきます。
昨今、新型ウイルスにより生活様式が変わりつつあります。以前に比べ、家で過ごすことも多くなり、今まで気づかなかったことが気になりだしたり、新たに住環境の充実を考えられる方も多くなったことでしょう。
ガーデンルームはそんな貴方の新しいライフスタイルに一役買う助っ人となってくれるでしょう。趣味の部屋として使うもよし、朝日や月の光を浴びながらヨガをするもよし、読書や天体観測、夫婦でくつろいだり晩酌したりもできます。
使い方は、そこに住むあなた次第。さて、どんな使い方をしようか…
ワクワクする楽しいこと沢山想像してしまいます。
自分にとって幸せとは何か…
ガーデンルームを付けることがそのきっかけになる…もしそのお手伝いを私たちがさせていただけるのなら、とても光栄です。