こんな方にお伝えしたい情報です。

 こんにちは!外構エクステリア業一筋20年、現場施工も大好きなガーデンデザイナーの竹田晶彦です。

 さて、フェンスといえば、日本中ほとんどのお家に存在する必要性の高いアイテムです。私自身、年間300以上のお庭のご相談を受ける中でも、フェンスのご相談は6割以上もあります。それだけフェンスはお庭に欠かせないアイテムなのですね。

 しかし、フェンスについて重要性を知っている方は非常に少ないのが現状です。なぜ、そう言えるのか!それは、町中を歩くとすぐにわかります。フェンスの良さが活かされていない事例が多いからです。

 ただ、私が思っているだけなら余計なお世話だって感じなのですが、そうでははありません。近年のご相談には一度作ったフェンスを壊してほしい、壊すまでいかなくても後悔しているなどの案件が増えてきているのです。

 それにしても、なぜ近年になってそのような案件が増えてきているのかについても理由があります。

 それは、選択できるフェンスの種類が急激に増えているからです。特に地震によるブロック塀の危険性が認識されてからは各種メーカーがフェンス商品に力をいれているのです。中にはかなりの高級フェンスや奇抜で特徴的なフェンスまで発売され始めました。

 選択肢が増えたことは非常に良いことです。しかし、逆に何を選択していいのかが非常に難しくなってしまいました。ましてや初めてフェンスを取り付ける方にとっては何を基準に選択していいのか分かるはずもありません。

 私がご相談を受けたフェンス選びに後悔されている方の傾向をみると、ほとんどの方が業者にお任せしていることが分かりました。つまり、沢山の種類があって何がいいのか分からないから、プロの業者にお任せしていればきっと一番良いフェンスが選ばれるに違いない!というお考えであったともいます。

 しかし・・・実際はそのようにはいくとは限らなかったということになります。

 そこで、この記事では、これからフェンスを検討される方へ、日頃お客様にお伝えしているフェンス選びの際に知っておくべき7つの事についてお伝えします。少しでも、フェンスを検討中もしくは今後計画される際に、後悔しないフェンス選びのお役に立てれば幸いです。

 まず、そもそも何故フェンス選びに失敗するのかについてお話しします。上述したように、フェンスの種類はますます増えてきている中で、フェンス知識のない一般の方が最適なフェンスを選ぶことは難しくなってきています。そこで、当然ながらフェンスの選択を業者に相談し、お任せするケースが増えてきます。しかし、結果として何だかイメージが合わないとか、他の家の方が素敵に見えるなどの後悔に繋がっている、ということです。

 しかしそうはいっても、後悔しないために専門業者がいるのではないか。そこにお任せして何が悪いのだ!とお叱りを受けることでしょう。いやその通りです。もちろん何も悪くありません。

 がしかし、専門業者には種類があることをご存じでしょうか。種類というと何だか分かりづらいですが、要は、フェンスの専門業者であっても得意分野がそれぞれ違うのです。

 まずは、専門業者の種類を知って、その上でご自分の要望にあう最適な専門業者を選択することが重要なのです。

 

 フェンス工事ができる専門業者には種類があります。その種類が分かれば、要望に合った専門業者を選ぶことが容易になります。では、どんな種類があるのでしょうか。

 まず、フェンス工事は完成するまでにいくつかの工程があります。その工程とは大きく分けて2つ。ⓐフェンスを選ぶ。ⓑフェンスを取り付ける。ですね。

 ということは、専門業者の特徴としてⓐが得意な業者とⓑが得意な業者とⓐもⓑも得意な業者の3つに分かれるわけです。

では、それぞれ特徴と見分け方を見ていきましょう。

 ⓐフェンスを選ぶことが得意な業者。フェンスを選ぶことが得意とは、つまり、空間デザインの知識とセンスに長けている業者となります。そのような業者は、フェンスを単にカタログから選ぶだけでなく、様々なノウハウにより色や形などのデザインや材質や強度などの機能など、いろいろな視点でフェンスの提案をしてくれます。そして、社歴が長ければ長いだけノウハウは蓄積されていきます。フェンスを選ぶことが得意な業者の見分け方ですが、ネット検索で手に入る情報で見分けることができます。というのも、このような業者は基本的にホームページやFacebookなどネットに上げる情報をたくさん持っています。そして、情報発信も得意です。なので、フェンスなどで検索したときに出てくるホームページを見るだけで、その業者がどの程度デザイン性に優れた会社であるかを知ることができます。また、お店を構えて打ち合わせや提案をするための見本が常設されており、説明をするデザイナーが在籍しています。このような情報もホームページで十分知ることができます。

 目立つ場所に設置するフェンスとして外観のデザイン性を重視する場合やこだわりのイメージを実現したい場合には、ⓐのような業者を選択することをお勧めします。

 ⓑフェンスの取り付けが得意な業者。フェンスを取り付けが得意とは、現場施工の技術に長けている業者となります。このような業者は現場職人が多数在籍し、大型な工事の経験も持っていることが多いです。フェンスの提案はカタログからの選択が中心ですが、施工価格は比較的安くできる傾向にあります。見分け方ですが、ホームページなどはあまり凝った作りをせずにシンプルなことが多いです。取引業者としては下請け工事も多く抱えているのですが、施工事例としてはあまり表には出さないことが多いでしょう。また、打ち合わせ用のショールームのようなお店は構えていないことが多いです。よって、打ち合わせは会社事務所もしくは自宅への訪問という形が多いと思います。

 デザイン性をあまり気にしない上、価格としても抑えたい場合は、ⓑの業者を選択することをお勧めします。

 ⓐフェンスを選ぶこともⓑフェンスの取り付けも得意な業者。両方特異な業者はデザイナーの在籍ともに、職人も在籍している業者です。ある程度の規模があり情報発信も充実している業者となります。ホームページによる施工事例やデザインに関する情報発信も多く、また、現場での施工技術情報や保証についての内容も充実しています。また、スタッフ数や所有資格数も掲載がされていることが多いです。このような業者の特徴としては、フェンス以外のエクステリアの様々な仕事やエクステリア以外の工事なども行い守備範囲が広い傾向になります。

 フェンスだけでなく、周辺の工事も含めて依頼したい場合や、今後も庭についての相談に乗ってほしい場合は、ⓐもⒷも得意な業者をお勧めします。

 3つの業者の種類をお話ししましたが、さらに、細かく業者の特徴を見ること資格や許可などの観点から知っておくと便利な情報がありますが、本題からそれますので、ここまでにします。参考までに他の記事で説明していますので、興味のある方はご参考ください。

➡業者選びに失敗したくない人の為の必読書

 それでは、フェンスの内容に移りましょう。

 さて、フェンスは何のために必要なのでしょうか。実はフェンスに期待できる効果はいくつかあります。期待できる効果を知っていなければ、フェンス選びがうまくいきません。なぜならば、フェンスの種類によって効果に偏りがあるからです。なので、フェンスに期待できる効果は何かについて、大きく7つにまとめてお伝えしましょう。

①目隠し効果


 フェンスが外からの視線を遮ってくれるため、プライバシーを守ることができます。
特に道路に面している窓など、視線を気にして日中カーテンを閉めている方は少なくないと思いますが、フェンスがあることで気にせず、カーテンや窓を開けて過ごすことができます。

②境界線を明確にする効果


 フェンスを設置することで敷地の境界線が明確になります。境界が不明確のため、「敷地を跨いで物が置いてある」、「車や人の通り道になっている」という声もお聞きしますが、設置するとそういった敷地侵入等のご近所トラブルを避けることもできます。

③防犯効果


 敷地が明確になるので、空き巣や強盗など、犯罪や不法侵入を防止することができます。

④飛び出し、転落防止効果


 小さな子どもの「飛び出し」での事故は他の原因に比べてとても多いです。
あっ!と思ったときにはもう遅く、事故になることが。お子さんやペット等の飛び出しを防止するためにフェンスはとても効果的です。
また、お家の土地が周りより高い場所に建っていたり、用水路沿いに建っている場合、転落防止にもなります。

⑤防風、防音効果


  「風が強くて、外に何も置けない」、「窓や扉を開けると、風が勢いよく入ってきて開けれない」と風の悩みも、フェンスを付けることで、風を遮ったり和らげたりすることができます。また、フェンスには防音効果が付いているものもあり、外の音が大きく気になる場所の場合は効果的です。

⑥デザイン性


 フェンスと言っても、洋風のものから和風のものまで、アルミ製から天然木のものまで、様々な種類があります。お家に合ったフェンスを選ばないと時に大失敗してしまいます。お家の中をどれだけオシャレにしても、外からは全く見えません。それに比べて外構、特にフェンスは、お家の外観の大幅を占めるため、それだけでお家の印象、オシャレさが決まってくると言っても過言ではありません。

⑦ガーデニング要素


 フェンスとガーデニング、すぐに結び付かないかもしれませんが、種類によってフェンスにツタを絡ませたり、鉢を吊り下げることが出来たり、オシャレに利用することができます。ガーデニングで個性を出せるのも魅力です。

 ここまで講読いただいただけで、あなたはもやはフェンスについての物知りになっています。さらに確認すべき点を知って、カタログや巷のフェンスをご覧になれば、今まであまり気にならなかったことが色々と気になり始めることでしょう。そしてフェンス選びが得意になっているはずです。それでは、フェンス選びに必要な知識として確認すべき点をお話しします。

1.フェンス設置の目的を明確にする!

 フェンスに期待できる効果は大きく分けて7つあることをお話ししました。フェンスにはそれぞれ得意不得意があります。つまり、フェンスはどの効果を高めるかが決められてつられているのです。よって、フェンスを設置する目的に合った効果が期待できるようなフェンスを選択する必要があります。つまり、まずは、フェンスを何故設置するのか、その目的を明確にしておかなければならないのです。

目的の一例

★リビングから見た時にお隣さんの玄関がよく見えて、なんだか監視しているみたいできになるからフェンスを付けたい!

★お風呂の窓はすりガラスでよく見えないけど、夜は明かりが漏れるし後ろのお家から見えないか気になるからフェンスをつけたい!

★やんちゃなうちの子がお隣に勝手に入って迷惑をかけないように敷地をフェンスで囲いたい。

★風が強く、玄関にまともに風が当たる。少しはフェンスを付けて軽減できないだろうか。

★リビングから見た時に、正面のお家の裏側が見える。フェンスを付けて景観を良くしたい!

2.フェンスの高さを決める!

 フェンスは目的によって当然必要な高さが変わります。 境界を明確にするためのフェンスの場合は、80cm~120cmが一般的です。ちょっと跨ぐには気が引けるという高さと言えましょうか。しかし、目隠しが目的の場合は、それでは低すぎます。どこにいるときに、どこからの視線を妨げたいのか(何を見せたくないか)によっても変りますが、一般的には160㎝~180cmあれば歩行者に対しての目隠しが可能でしょう。しかし、敷地の高さなどの条件で必要な高さも変りますので検証が必要です。

3.外側からどのように見えるか!

 例えば、目隠しが目的の場合は、外から見たときにどう見えるかの確認が大切ですが、それ以外の目的のフェンスについても、外側からの見た目は非常に大切です。それは、フェンスは通常家の外側の大部分を占めるため、家のイメージを決めてしまうからです。家のイメージと全く違うイメージのフェンスを取り付けると見るたびに後悔することになりかねます。

4.内側からどのように見えるか!

 外側からの見た目を把握しても、フェンスは内側からは全く違って見えることが多くあります。フェンスの多くは外側と内側のデザインが違ったり柱が片方から見えたりと、そもそもフェンスの外観が違います。たとえ同じ見た目だとしても、家の外と中とでは立っている地面の高さが違います。高さが変われば景色が変わります。よって、内側からの見た目も確認しておかなければなりません。

5.設置位置を決める!

 フェンスの設置位置は大体この辺というような決め方ではいけません。なぜならば一度設置したフェンスは取り壊さないと移動ができないこともありますが、設置場所を間違えると大問題になることがあるからです。大問題とはなにか、それは法律(都市計画法・民法・建築基準法)により設置が制限されている場所があるからです。つまり、場所によってはご自身の敷地内であってもフェンスなどの工作物をつくってはいけませんという場所があるのです。また、フェンスは越境していなくとも土中の基礎が越境する場合もあります。つまり、フェンスの設置位置は非常に重要であり、専門的知識が必要になります。

6.材質を決める!


 かつてのフェンスは木塀という木材で造られるのが一般的でした。しかし現在は技術革新により様々な材質のフェンスが作られるようになりました。同時に、フェンスの材質によりそのフェンスの特性も決まってくるということになります。例えばアルミニウムで作られたフェンスは軽くて丈夫です。しかし、材木のような色が出せないのが欠点でした。しかし最近はラミネート技術により木材の色のシールを貼ることで見た目た木材に近いアルミフェンスが生産可能となりました。しかし、あくまでもシールを貼っているので、均一のフェンスであり、雨などに濡れても木材のような濡れた感じはでません。これは材質に関係した性質です。つまり材質をある程度知った上で選択する必要があるわけです。

 最後にフェンスの見た目を決定するデザインです。フェンスのデザインはもちろん好みもありますが、カタログだけで決めると危険です。なぜならばカタログはあくまで写真です。写真はカタログに収まるように縮小して掲載されているため実物と比べると当然非常に小さいわけです。さらに、カタログは背景が様々です。いろんな事例とともに掲載されているので、背景のイメージによりフェンスのイメージも変わってしまいます。また、背景が全くない場合はそれこそ臨場感がありません。どんな効果を期待するのかにも寄りますが、デザイン性を重視する場合は、カタログだけでの選択では、イメージに幅が出てしまうことを予め理解しておかなければなりません。では、どうすれればよりイメージ通りに近づけるのでしょう。一旦つけてみてから考えるわけにはいきませんから、イメージに近づける努力としての参考になりますが、やはり一番は実物を見ることでしょう。見本として、または実際に取り付けた現場を見るのが一番いいと思います。その際に気をつけることとしては、何年前に施工してた現場なのかを確認することです。材質によっては経年変化により変色したり汚れが生じることがありますので、そこを加味して確認するのがよいでしょう。または、3Dキャドと呼ばれる高性能製図ソフトを使用してイメージパースを描いてもらうことです。イメージパーと言ってもミリ単位で描かれるため制度はかなり高く、イメージも本物のかなり近く作成できます。

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