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木のお医者さん奮闘記
「庭木選びで失敗しないために知っておくべき3つのポイント」その7
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日向が好きなんだけど、少々日陰でも大丈夫~
今回はそんな庭木の人気樹種「エゴノキ」のお話をします。

エゴノキご存知ですか?
「エゴ」と言えば、自分のことばっかり~みたいな意味を想像します。
よっぽど、自分勝手な庭木なんだろうと思ってはいけませんよ~。

実は「エゴ」の語源は「エグイ」なんです。
何がエグイかは後で説明しますね。

ヤマボウシ同様春に白い花を咲かせます。
鈴のような小さな花が下向きに咲くので、とっても可愛らしくて人気です。
ピンク色の種類もありますが→ベニバナエゴノキと言います

背もすぐには大きくならず、庭木に持ってこいです。
落葉ですが、幹に赤みがあってつるっとして、落葉後も幹枝がとてもきれい。

そんなところが人気の秘密なのではないでしょうか。

ある程度の強風にも耐え、比較的育てやすいのもいいですね。

ヤマボウシと違うのは、花が下向きだということです。
なので、上からではなく、下から見るとよりきれいなんです。

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背よりも大きめの「エゴノキ」をメインツリーとして植えると、
花期に見上げるととても美しいですよ。

大きさの目安は、2m~3m
理想は2.5m~3mが存在感があっていいでしょう。

人それぞれですが、株立ちの樹形がやわらかさをよりイメージ出来て人気です。

株立ち??

旅立ちみたいですね(苦笑)

幹が1本の木を「単幹(たんかん)」
幹が下から3本以上出ている木を「株立ち(かぶだち)」
旅に出ることを「旅立ち(たびだち)」
・・・・

よく見る「エゴノキ」は株立ちが多いですね。
実は単幹もありますので、場所によって選ぶことができます。

因みに、エゴノキに限りませんが、「単幹」と「株立ち」の違いはなんでしょうか。

「単幹」の特徴
・比較的すっきりとした縦長の樹形になりやすい
・比較的高さへの生長がはやい
・比較的狭い場所へも植えやすい
・比較的ボリュームが抑えやすい
・比較的剪定により形を整えやすい

「株立ち」の特徴は上の逆ですね。

特徴の中でも、株立ちを選ぶときは、樹形がとてもやわらかく見えることが一番です。
和風ではなくて、洋風や自然風の庭になると、株立ちを多用して、優しいイメージを最大限に引き出します。

ただ、使いすぎると鬱陶しくなるので要注意ですが!

株立ちの木はその育ち方の違いで2種類あるのですよ。
作り方が違うんです。
枯れ方も違うんです。
呼び方も違うんです。

次回は本題からかなり脱線して、株立ちの作り方の話をしましょう。

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